考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

比叡山は下山の方がずっと大変だった

今日は朝から比叡山に登ってきました。

 

去年の夏以来約一年ぶりの登山で、以前このブログでも紹介したMONKEY MAJIKのAliveのPVを見て「山に登りたい」と思っていたのを実現してきました。(PVは比叡山ではないと思います。)

kikikiron.hatenablog.com

 

今回で5回目くらいの比叡山登山になるのですが、僕が比叡山に登るときはいつも修学院から雲母坂(きららざか)を通って山頂を目指すルートです。今回もそうでした。

 

このあたりが登山口です。

 

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近くにはこんな素敵な場所もあるので、少し寄り道してから行きます。

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序盤、ウォークマンMONKEY MAJIKを流しながら登っていると、曲がる場所に気づかないまま通り過ぎて、行き止まりの場所まで行ってしまいました。行き止まりと言っても目の前に山はあるので、「あれ、最初からこんな険しい道やったっけ」なんて思いながら少しだけ無理やり登ってしまっていました。

一年も経つと登山のコースなんてすっかり忘れてしまいますね。

ちゃんと後で気づいて引き返せて良かった…

 

 

 

今日も京都は暑いですけど、比叡山の山の中はとても涼しくて快適でした。

とは言っても体力は使うので、途中ベンチで座った時に寝てしまいそうになったりもしました。山の中でずっと過ごせたらどれだけ幸せだろう…なんて思ったり。実際には衣食住や動物に襲われる心配なんかがあって、できるわけないんですけどね。けれど、そう思えるくらい快適でした。

 

 この動画が、うとうとしてる時に撮ったものです笑

 

 

途中、なんかかわいいのが落ちてました。なんだこれ。

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山頂に着くまでにスマホの電池が切れてしまったので、写真はここまでなのですが、山頂やケーブルカーとロープウェーの乗り継ぎの場所にあるビュースポットからの景色はやっぱり良かったです。

 

比叡山の山頂から、遠くの山を見ていて、

山って、高さも形も違う一本一本の木でできているのに、遠くから見るとすごくまとまりのある美しい形を保っているのがすごいなあって、なんとなく思っていました。

合唱なんかにも、通じるものがあるのかな。

 

そのときにふと、木って全部で世界に何本くらいあるんやろうと思って調べたんですけど、軽く一兆を超えるらしいですね。それに比べたら人間の数なんて、70億を越えようが、やがて100億に達しようが、大したことないんやなあって思います。

 

そんなふうに、山頂で一人とりとめもないことを考えていました。笑

 

 

 

そして、今回はじめて、比叡山を歩いて下山しました。

 

というのも、実は今まで登った時は毎回、登るだけ登って、帰りはロープウェイとケーブルカーと叡山電鉄を使って下山していたんです。笑

ちょっとずるい感じもしますが、上りの方が大変なんだから、山頂まで登ってしまえば帰りはショートカットしても別にいいやという気持ちでした。

 

今回は一人での登山ということもあり、体力も問題なかったので、下山も徒歩でやってみました。すると、これがなかなか大変。体力的には上りほどキツくはないのですが、急な山道が多くて滑りやすいことが多く、足だけでなく、手もうまく使って慎重に降りる必要があります。気をつけないと危ないので、上りよりも心拍数は上がっていたような気がします。

 

さすがにレベルが全然違うのでやっている人に怒られそうですが、細い急な道をうまく下っていくときの気分はSASUKEでした笑

何度か足をぐねってしまったので、次はもう少しうまく降りれるようになりたいと思います。

 

ゆっくり上り下りして、往復で5時間くらいでした。

 

次回は別ルートかな。

京都一周トレイルも、できればこの夏に挑戦してみたいと思っています。

 

 

 

ちなみに、今回山を登りながら考えていたのは、介護のアウトソーシングと資本主義のことでした。

子供に迷惑をかけたくないから老人ホームに入るとか、子供と一緒に住まずに一人暮らしで在宅介護サービスを頼むという考え方が増えてきているように思いますが、それってどうなんだろうと。結局介護士の人に迷惑はかけるわけで、お金を払えば迷惑をかけてもいいのかとか、そもそも子供は親にたくさん迷惑をかけてきたのに、親は子供に迷惑をかけてはいけないのかとか。そもそも迷惑ってなんだとか…。

 

在宅介護の家族への負担はものすごいのはニュースでもたくさん報じられているからさすがに知っているけれど、介護のことまでお金で解決しようとするのも少し寂しい気がします。その当たりのことをこれからもっと考えていこうと思っています。。

 

この本はヒントになってくれるだろうか。

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