その食事が贅沢かどうかを決めるのはきっと、食事にかけるお金ではなくて、食事から得られる喜びの大きさだと思う。
だから、好きなものを満足に食べることができたなら、ファーストフードより安く抑えたとしても、その食事は自分にとって贅沢なものになる。
考え方次第で、節約も楽しめる。
安い材料で好きな料理を作って食べれば、月末の金欠を明るく乗り切ることだって、不可能じゃないはず…。
アボカドが好きだ。
この上なく、アボカドが好きだ。
スーパーでいつも真っ先に探してしまう。
大きくて食べごろのものがあれば手に取らずにはいられない。
アボカドの良さは、その形容しがたいクリーミーな味だけではない。
アボカドに包丁を入れるとき、すでに楽しみは始まっている。
アボカドの真ん中、ー左右対称なアボカドの対称軸と言えばわかりやすいだろうかー、地球でいうと赤道部分を一周するように包丁を入れ、種を中心に北半球と南半球がちょうど反対方向に進むように、もっと言えば、南半球だけ自転にあらがうように、アボカドをひねり、半分にわける。
種はかならず、どちらかに残っている。
まるで、卵が割れたのにまだ殻の中から出ようとしない雛のように。
ぼくはさらに縦に包丁を入れ、アボカドを四分割にする。
そして、種を取り、皮をむく。
皮がきれいに向けるかどうかで、アボカドの熟し加減がわかる。
食べごろのアボカドは、皮がするんときれいに向けて、アボカドの中身が皮につかない。
きれいに向け、きれいな黄緑色が見えた瞬間の感動は、アボカドを口に入れたときの喜びに勝ると言っても過言ではない。
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ってことで、スーパーでアボカドが安く売っていたので、まるごと一個使ってどんぶりにしてみました。
アボカドを薄くスライスしたものをめんつゆに漬けてしばらく置き、ごはんの上にふんだんに乗せ、丸美屋のしっとりやわらかソフトふりかけ「鮭」をかける。アボカドのつけ汁を少し上からかけ、おろししょうがを添えれば出来上がり。
賀茂なす田楽と白菜の浅漬けも作って一緒に食べました。
たぶん全部で300円もしないけど、僕にとってはすごく幸せな昼食です。
最近友人から、誕生日プレゼントにニュージーランド産のアボカドをもらいました。
僕の中で、アボカドと言えばメキシコ産やったので少し驚きました。
見ためも、普段食べているメキシコ産のアボカドより赤みが強く、サイズも大きかったので、気になってアボカドの産地やニュージーランド産のアボカドについて調べてみました。
せっかくなので、わかったことをここにまとめておきます。
上のページによると、世界のアボカドの生産量の3割がメキシコで、次にインドネシア、ドミニカ共和国、アメリカと続きます。
実はニュージーランド産は生産量では世界ランク28位で、0,5%ほどしか生産されていません。
しかし、地理的な理由もあってか、日本のアボカド輸入量は、メキシコ産、アメリカ産、チリ産についでニュージーランド産が4位となっています。
気になって、「ニュージーランド アボカド」でGoogle検索すると、
キャンドルクイック株式会社のニュージーランド産アボカドキャンペーン事務局のページにたどり着きました。
ここの情報によるとどうやらアボカドの旬は11月から1月、ちょうど今の季節で、ニュージーランド産のアボカドは9月から1月の間しか日本では手に入らないのだとか。
また、ニュージーランド産のアボカドは木に生えている時間が長く、十分に熟してから出荷するため、栄養素がたっぷり含まれているそうです。
アボカドはたくさんの栄養素が含まれていて体にいいとされていますが、
高血圧やがん予防にも効果があるみたいです。
まだスーパーでアボカドを買ったことがないという方も、一度アボカド料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
パスタやサラダに入れたり、刻んだキムチと和えて醤油をたらしてもおいしいです。
まろやかなのが特徴なので、しっかりした味のあるものと一緒に食べるのがぼくは好きです。
旬のアボカドをたくさん食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょうヽ(´▽`)/