アサラトを買いました。
こんなやつです。
こんなの見たことがないっていう人に簡単に説明すると、
アサラトは西アフリカの楽器で、人差し指と中指に球と球をつなぐ紐をはさんで持ち、手を器用に動かして球同士をぶつけたり、中に入っている植物の種をかしゃかしゃ鳴らしたりてリズムを刻む楽器です。
ここからは今日民族楽器屋さんの店員さんに聞いたことだけど、アサラトっていうのはガーナの言葉で、頭痛薬の入れ物って意味らしい。
もともとこの丸い植物の皮(?)の中に頭痛薬を入れていたそうです。
アサラトを楽器として使うようになってからの歴史は短く、日本人が本格的に始めるようになってから20年も経っていないのだとか。
また、日本人がアサラトのいろいろなテクニックを開発し、それがアフリカに逆輸入されたようです。
アサラトは、アフリカで生まれて日本で育った楽器、というふうにその店員さんはおっしゃっていました。
僕がアサラトにはじめて出会ったのは3年半前のこと。
サークルの部屋に行く途中で卓球をしているような音が聞こえたのですが、それは卓球じゃなくて、先輩がアサラトを練習している音でした。
以前その先輩がやっていたのを思い出して、自分もやりたいと思っていたタイミングで偶然友人に誘われたので、今日、御池通りと寺町通の交差点を少し南に下ったところにある、民族楽器コイズミという店で買いました。
2つで1600円プラス消費税でした。
楽器の中ではわりとお手頃な方やと思います。
練習したいんだけど、下宿の壁が薄くてできないのが辛い…
暖かくなれば鴨川とかでも練習できるんやけど…
買ってはみたものの、上達するのがずっと先になりそうな予感がします。