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まとまらないブログ

京都に住む大学生の覚え書き

デンマークに留学する前に、日本と北欧について僕が思っていること①

 

今日はとても寒くて多くの地域で雪が降ったみたいですね。

皆さんの地域ではどうでしたか?

 

僕の住む京都の左京区では、朝カーテンを開けたら外が真っ白でした。

午前中にパソコン教室の講師のバイトがあったので滑らないように気を付けながらクロスバイクで教室に向かったのですが、受講生が誰も来なくて休講になりました(笑)

 

 

おかげで今日は1日家でのんびりできたので、またブログを書いてみようかなと思います。

 

今回は4月から留学予定のデンマークと日本について興味を持ったり、よくひとりで考えたりしていることを簡単に書きます。

これから少しずつ分けて書いていこうと思います。続くかどうかは不明ですが。

 

福祉関係を中心に書くつもりでいて、内容が偏ると思うので、他の分野についても知りたいという方は、下のニュースメディアなんかをご覧ください。一橋大学の現役学生が作ったものです。すごい。

 

epmk.net

 

 

北欧の福祉に興味を持った最初のきっかけ

僕が最初に北欧のことを調べたのは、小学校の社会の自由研究でした。

理由は全然思い出せないけど、なぜかデンマークについて調べてみようと思い、模造紙にデンマークの地図や人口、酪農がさかんなことなどをまとめていました。

 

 

 

次に北欧に興味を持ったのは10年以上たって大学生になってからです(笑)

 

幼いころに母を亡くし数日間乳児院に預けられていた僕は、親元で暮らせない子供の育つ環境(児童福祉施設や里親など)に関心がありました。大学の図書館などを利用していろいろ調べているうちに、日本では里親が少なくそういった子供が施設に入ることが他の国に比べて圧倒的に多いことを知りました。

 

日本の児童福祉施設にボランティアに行ったこともあります。

職員の割に子供の数がかなり多く、統制をとるために職員が厳しい指導をしているのが印象的でした。多くの子供が荒れて職員が心労で施設にこれなくなったという話も聞きました。僕が少しだけ教えた高校受験前の子どもたちは熱心に勉強をしていましたが、日本では施設出身者の大学進学率が約11%(2015年)と、家庭で育つ子どもとの差は大きいです。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000081379.pdf

 

 

デンマーク児童福祉施設

では他の国はどうなのか、里親の割合が日本より多いとはいえ、当然他の国も児童福祉施設はあります。他の国の施設はどういった状況なのかとネットで調べていて見つけたのが、「デンマークの児童養護」と題した内本充統さんという方の論文でした。

ci.nii.ac.jp

 

この論文によれば、デンマークでは12歳以上であれば子どもたちが自分に示された措置について意見を述べることができると法で定められていて、親元で暮らせない青少年で施設での生活を拒むものに対しては自治体が民家のアパートを借り上げて一人暮らしをさせ、週に何度か職員のサポートを受けながら生活するという形態も増えているようです(10年前の話です)。

筆者が訪れたEgevang(イーバン)という大規模施設では子どもたち全員に個室が与えられており、施設内の学校での活動は個別活動が主になっているようです。

(日本では学校では当然集団行動が基本ですが、僕が見学した施設では放課後の時間でも集団活動が多かったです)

 

また、施設によって差はありますが、入所児童と同数の職員がいるところもあるようです。

(日本では児童にあたる年齢の子ども5.5人につきひとりの職員の人件費が施設に割り当てられる)

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準

 

 

このようにデンマーク福祉施設は日本よりも圧倒的に手厚いサポートで、子供たちの意見が尊重される環境だと知って驚き、できることならこの論文の筆者のように自分もデンマークの施設を見学してみたいと思いました。

 

 

このことをきっかけにデンマークについて調べていくと、学費や医療費が無料であったり、すべての高齢者に手厚い年金が支給されたり、子育て世代へのサポートが充実していたりと(その代わり国民が稼いだ額の7割が税金として徴収される)、驚くことがたくさんありました。

 

デンマークでも高齢化は進んでいるし、共働きの増加による育児との両立の困難などもあります。問題が起きるたびに政府は国民の意見をくみ取り、改善策をとってきました。

 

北欧諸国は今日本で福祉以外にも環境政策やIT、農業など様々な分野で注目を集めていますが、日本が抱える問題を先に経験し、解決していった国々だと言えると思います。

 

次がいつになるかわからないけど、これから何回か、僕がおもしろいと思う北欧諸国と日本の違いや共通点などについて書いていこうと思います。

 

それではまた!