考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

普通の日記 ”風邪”

 

風邪をひいた。

 

今年は全然体調を崩さないことに自分でもびっくりしていたから、今回のがたぶん2015年で初めての風邪で、つまり、10ヶ月以上のあいだ風邪をひいていなかったことになる。

 

今日は久しぶりに会う友人と山に登る予定だったから、ドタキャンになって申し訳ないけれど、そういえば以前その友人と四国を旅行する約束をしていて、彼がインフルエンザで行けなくなったことがあったからお互い様だな。

 

 

なるべく外出を控えて、家でダラダラしながら、元気だった昨日までの生活を振り返る。

時間の流れが、ずっとゆっくりになっている。

忙しさのレールから降りて外からそれを眺めている感じ。

 

大学入ってから基本ずっとそうだけど、最近またアクティブに動き回ってたなあ。

忙しくしていたなあって思う。

 

体調でも崩さないと、休めない性格なのかもしれない。

 

体調崩さなくても、月に一回ぐらい、誰にも合わず、カフェにもいかず、家でダラダラする日を作ってもいいのになあって今は思うけど、回復したらきっと、そう思ったことすら忘れてるんだろうな。

 

 

体調を崩した日にだけ思い出すことってあると思う。

 

僕の場合だと、例えば、小さいころ風邪をひいて家族に看病してもらったこと、

昔つきあっていた人が風邪をひいたときに、家まで食料を届けたこと、

逆に、旅行中に僕が風邪をひいて心配されたこと。

 

主人公が体調を崩して寝込んでいる、好きなバスケ漫画のワンシーン。

 

思い出すと、なんとなく優しい気持ちになれるような記憶。

 

もっと丁寧に生きよう、もっと人に優しくしようと思える。

 

 

 

そんなことを考えながら、体がよくなるまでの分の食料を買いに、スーパーへと向かって歩いていた。

 

 

 

 

昼ご飯には鶏肉と白菜としいたけの入ったうどんを食べた。

塩分は控えめにして、鶏肉としいたけの旨みたっぷりのスープを味わった。

 

最近、自分の作る料理が前よりおいしくなった気がする。

下宿やってて、自炊やってて良かったな。

 

 

今日は11月7日。

 

大学の学祭が近づいて、学部でもその準備で忙しそうにしている。

他の4回生は卒論だ。

 

学祭が終わればすぐに冬が来て、今年もあっという間に一年が終わる。

 

 

大学を卒業して社会に出ても、そのとき、そのときのいろんなイベントを迎えるたびに歳を重ね、一歩ずつ死に近づいていくんだろうな。

 

どんな人生にしたいとか、何を残したいとかじゃなく、1日1日をじっくり味わって、丁寧に生きることを心がけよう。

 

メディアに影響されて忙しい気持ちになるのはよそう。

忙しくしてても、暇してても、おんなじように1日は過ぎていく。

 

でも、どちらの方が、価値のある1日かなんてわからないんだから。

 

 

心を亡くさないように、

周りの人や自分を、できるだけ大切にして生きよう。

 

 

もうすぐ23歳になるけど、もう何も焦らなくていいや。