夕方にバイトが終わって夕食をとってから、明日のパソコン教室のバイトの準備や卒論のための調べものをしようと大学に向かった。
小雨が降っていたけれど、明日の予報は晴れだし、夜、帰るころには雨も上がっているだろうと、傘をささずに自転車で大学に行った。
先月グローバルワークで買ったアウターは水をよくはじいてくれて、雨でも体を冷やすことなく移動できる。
バイトの準備や調べもの、ついでに公務員試験の勉強も軽く進め、そろそろ帰ろうかと学部棟の玄関に出ると、来た時よりも強い雨が降っている。
雨雲ズームレーダーによれば、20分後には雨は上がるらしい。
雨宿りがてら、パソコン室で時間をつぶすことにする。
そういえば、今読んでる小説に雨の日の話があったな、と思い出して、最近読んだ本をブログにまとめたくなった。
この『とにかくうちに帰ります』に、会社に帰るタイミングで雨が降っていていろいろ大変なことになる話があるんだけど、その著者である津村さんの小説に最近はまっている。
僕が最初に読んだ彼女の本が、「まともな家の子供はいない」だった。
このタイトルのインパクトに惹かれて書店で手に取ったんだけど、家族に怒る14歳の主人公の歯に衣着せぬ語り口がくせになった。
怒りの感情って理不尽でも口に出すとおもしろいし、自分を守るために大事なんだろうなと思えた。
自分はまともな家で育っていないと感じている人に特にお勧め。
って言ったけど、そもそもまともな家って存在するのかね。
最近読んでよかった本がもう一冊あるんだけど、もう雨が上がったみたいなので、
今はリンク貼るだけにして、
とにかくうちに帰ります。