最近政治関係の少しかための話が多かったので、久しぶりにどうでもいい日記のような雑感をつらつらと書いてみる。
10月から正社員として奈良の社会福祉法人で働き始めて3週間。
人と直に関わる仕事はやっぱり刺激的でおもしろい。
ただ、今週の中盤は異常に仕事時間が長い日が続いてくたくたになった。
僕の勤める部署は訪問入浴介助や日中一時介護、児童デイのプログラム、入居施設での仕事など、さまざまな仕事がどの人に対しても割り当てられていて、それぞれの仕事の時間もバラバラなので、9時から6時までという定時ではなく、遅くまで働く日もあれば昼間だけの日、午後から勤務の日などもあってバラバラなのです。
今週は火曜日と水曜日に9時から21時まで勤務が二日続いた後そのまま宿直研修、そして宿直の後木曜日に日中の居宅ケアが入るというものすごいスケジュールだった。
元々は木曜日も21時までだったんだけど、部署のトップの人にしんどいことを訴えたら木曜日は15時までで帰らせてもらえた。
15時に帰る贅沢
僕は今まだ京都に住んでいて、1時間40分くらいかけて職場に通っている。
だから15時に終わったらだいたい家に戻るのは17時ごろ。
久しぶりにまだ明るいうちに京都の出町柳駅に戻れたのは本当に幸せだった。
「これから寝るまで自由な時間がたくさん残っている!」という喜びである。
とりあえず溜まった疲れをいやそうと、久しぶりに行きたかった銭湯へ。時間があるので家から少し遠いけれど露天風呂や広い浴槽がある船岡温泉をチョイスする。
天気は曇り空で小雨が降りそうだったけど気にせずにクロスバイクで向かった。
のれんをくぐり、温泉やスーパー銭湯のようにゆとりのあるフロント(番台)で料金を払って脱衣所へ。
男湯の脱衣所に人は数人しかいない。雨の降りそうな天気だというのもあるけれど、平日の夕方5時すぎだというのもあるだろう。
おじいちゃんぐらいの年齢の人が何人かと、若い外国人観光客(たぶん大学生か高校卒業後のギャップイヤーだろう)が3人ほどだ。
人ごみが嫌いで、広い空間が大好きな僕には、広い浴室に少ない人数しかいないこの環境は最高の贅沢だ。
最初に体を洗い、ジェットバスやサウナ、水風呂に入ったあと、ヒノキでできた5人くらい入れる銭湯にしては広めの露天風呂へ。なんと誰も入っていない。貸切状態である。
「最高かよ」と思わず口にしてしまった。
平日に貸切の露天風呂に入れるなんて、最高の贅沢である。
他に誰もいない露天風呂に入って体も心も癒されながら、僕は考えていたのだ。
3時に仕事が終わったら、車で2時間くらいの少し遠い温泉に、平日でも余裕でいけるじゃないか!
僕は温泉や銭湯が大好きなのだ。
そして僕は決めた。
30歳までに独立しよう。
そして、毎日とは言わないけれど、朝8時から15時まで働く日を平日2回くらいは設けて、その日に温泉をめぐる生活をしよう。
僕が留学したデンマークでは16時には家に帰る人が多かったから、週2で15時に帰るのも不可能ではないはずだ。もし仕事量が多いなら、週3日は20時まで働けばいい。
もし叶わないとしても、そんな生活に近づけるような努力をしよう。
そのために早めに資格をとって、すでに独立している人に積極的に話を聞いていこう。
人生1度きりなんだから、自分の望む生き方を目指していこう。
そんなことを、素っ裸で考えていた木曜日だった。
雇われている今は、休日を充実させることに命をかけたい。
薄給やけど、お金がそんなになくてもできる楽しみはたくさんあるのだ。