考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

1000字で雑感をつづる。

 

新年度が始まって1ヶ月が過ぎ、職場にきた新人たちとの出会いや新しく入ったコミュニティの人たちとの関わりなどもあって浮かれた気分になっている。春はいつも落ち着かない。調子を崩したりすることが今年はなく、むしろ自然と楽しい気分になっている。

 

去年の秋から始めた職場で半年以上が立ち、職場での立場も変わり、後輩に教えることも出て、より深くコミットするようになった。障害のある人たちとの関わりがとても楽しくて、いい仕事に巡り会えたものだと思う。資格を取ったら自分の最も興味のある分野に転職するつもりでいたんだけど、それがしばらく先になってもいいと思うくらい、今の仕事が面白い。一方で、デンマークに留学していたときの同期が転職して新しい仕事につき、そこで新しい価値を生むような取り組みをしていることを知って、自分ももっと、何かを生み出すことを、自分の内側や身近なところだけでなくて、外にいいものを発信していくようなことをしたいなあとも思う。

 

一方で、普段仕事でいろんな人とかかわっていると、一人でいる時間がとても贅沢におもえる。人と話すのも一人で過ごすのもとても大事で気持ちいいんだけど、そのバランスを崩さないようにして行けば、今後もうまくやれる気がする。

 

休むこと、自分を守って回復する時間。部屋にこもったり、誰も周りにいないような広い自然のある場所で、飽きるまで過ごしたりすること。オフラインにして、思いたいことを思い、感じる。

 

この前なんとなくやってみた夜の散歩で、とても居心地のいい池を見つけた。夜の時間は誰も人がいなくて、池の周りの芝生に座って裸足になってコーヒーを飲みながら考え事をするのが最高に気持ち良くて。普段考えることが、どれだけ周りの人やものに、影響されているのかを思い知った。見知らぬ人や、こうして今図書館で思いを綴っているときに向かいの席にいる全く話したこともないような人の存在でさえ、自分の思考に少なからず影響を与えている。誰もいない場所と人のいる場所で、考えられる物事の範囲にすごく差が出てくるんだ。

 

これからどんな風に生きていくとか、彼女と付き合い続けるか別れるかとか、大事なことを考えるときは、人のいない場所で考えたらいいのかもしれない。もっと自由に、本心から思っていることに向き合えるような気がするんだ。

 

迷ったらまた、歩いてあの池に行ってみよう。夜、虫の鳴き声しか聞こえない静けさが、自分を縛っているものの存在に気づかせてくれるから。