書きながら考えたこと。

奈良で暮らす20代の男の、とりとめのない日々の記録です。

図書館に関するあれこれ③

休日だった。

僕が今本業にしている福祉の仕事は休みが不定で月ごとに決まる。

休日の数はその月の土日祝の合計数と同じだから、1月は正月の出勤がある代わりにその分の休日が分散されるので全体的に休みが多くなる。

 

それにしても最近休みが多いなあ、なんだか余裕があって気分がいいなあと思って手帳を見ると、宿直明けを休みにカウントすると1月の前半は15日中5日しか勤務がなかった・・・

その分後半がハードになると思うと恐ろしい笑

 

 

ここ最近、2回続けて図書館の話を書いていて、そろそろ飽きてきたので、笑

今日で終わりにしようと思う。

まあ、また書きたくなったらしばらくしてから書くと思うけれど。

 

kikikiron.hatenablog.com

 

kikikiron.hatenablog.com

 

 

今日は朝から本と服を買いに行こうとして最寄駅から一駅のところにあるショッピングモールに出かけた。

そこの書店で見かけたキングコングの西野さんの「新時代」という本がおもしろくて、立ち読みしていた。これからはお金より信頼を貯める時代だというようなことが書かれていて、そこで紹介されている西野さんの周りの人たちのエピソード(特に1日50円で働く人)がすごくおもしろかった。

 

京大卒のphaさんとか、はてなブログで人気の 坂爪圭吾さんとか、有名な人も 一定数いると思うけど、定職につかずにユニークな生き方をしている人の暮らしを知るのは、一箇所に落ち着くのが苦手な僕みたいな人間にとっては生きていく励みになる。

 

目当ての本を買った後、図書館で借りている本「ホモ・デウス」をスタバで読む。

ほどよいところで一度家に帰って休んでから、他の本も読みたくなって図書館へ行く。お金のことを、少し勉強したかった。

www.kawade.co.jp

 

結局、今日は1日中本ばかり読んでいた。

 

誰かが何かの本で、「お金は欲望の象徴」だと書いていたけれど、

僕にとって図書館は知的な欲望を掻き立てると同時に満たしてくれる最高の空間だ。

お金は無限になくていいけど、図書館の本は、一生読みきれないほどたくさんあってほしい。

 

幸い僕の家の近くの図書館は大きくて蔵書数も多い。

多くのコーナーに興味をひく本が置いてあって、図書館なので時間の許す限り無限に読むことができる。

ホモ・デウスの著者風に考えたら個人の脳内で勝手に起きているドーパミンの分泌なんて取るに足らないことなんだろうけど、それでもやっぱり僕にとって、自身の頭で起きていること、考えていることはすごく重要だ。

 

 

 

余裕のある日々。

12月が忙しくてしんどかったから、その反動で1月は休日にもあまり予定を入れていなくて、特に前半はさっきも言ったように仕事が少ないから、すごくゆったりしている。

 

そんなとき思い出すのが、おととしデンマークに留学しようとしていた4月のこと。

出国予定日に、パスポートの期限がヨーロッパに渡航するのに必要な期間残っていなくて、出国できず、パスポートを更新してから一週間後に旅立たないといけなくなった時期のこと。

 

本当ならデンマークにいるはずの一週間を日本で過ごすことになり、当然バイトも入れていないし、予定のない1週間が突如現れた。

本来ならデンマークでいろんなことを学べていたはずなのにという後悔と、この期間を無駄にしたくないという思いがあって、毎日のように図書館に通って北欧関係の本を読み漁って勉強していた。

 

利用していたのが京都府立図書館。地下と1階をつなぐ螺旋階段がおしゃれで、ゆったりとした居心地のいい図書館だ。近くに平安神宮やツタヤ書店、スタバもあって、観光客も多いけれど休日には地元の人が手作り市もやっている。本を読むのに疲れたらふらっと散歩してリフレッシュできるし、コーヒーを飲みながら勉強したければ歩いてすぐのスタバいけばいい。良い立地だと思う。

 

 

www.library.pref.kyoto.jp

 

留学する前、デンマークのことをいろいろ調べていて、幸福度ランキングが上位の国だと知った。自殺や精神病の問題に関心があった僕は「幸福」とはなんなのか、人はどうしたら幸せになれるのかに興味があったから、社会民主主義福祉国家の現状について調べるだけでなくて、「幸福」というキーワードも検索機に入力した。

 

www.asahi.com

 

そうして見つけた「世界幸福度ランキング上位13ヵ国を旅してわかったこと」という長いタイトルの、ドイツ人の女性が書いた本は、北欧だけでなく、南米やオーストラリアなど、さまざまな国の文化圏で楽しく生きる人たちの生活の一面や、大事にしていることがたくさん書かれていて、現地の人たちのインタビューや著者の経験したエピソードがおもしろく夢中になって読んでいた。

 

お金がなくても、家族や友人といる時間を大事にすること。

仕事に追われるのではなく、自由な時間を十分に持つこと。

 

その本から伝わってきたのは、ものすごくシンプルなメッセージなのだけど、意識しないとついつい忙しくしてしまう僕には、ありがたいものだった。

 

そのあとデンマークで過ごした時間は、同じタームの学校の人たちと過ごした時間が豊かだったし、午後3時に授業が終って自由な時間がたくさんあったから、その分学びたいことをたくさん学べた。

 

今は一人暮らしだけど、自分に帰ってきてからも、お金をかけずに人と過ごす時間を大事にしている。

 

図書館に行けば、自分が今何に関心を持っていて、何を知りたいかということに素直になれる。そこで得た知識から、日々の人生をさらに自分にあったものに変えていくこともできる。

 

自分は旅行をして、その地域の人の生き方から学んで良いと思ったものを真似ることも多いんだけど、図書館も、よりハッピーに生きるきっかけがたくさんある場所だなあと。

直接著者に会って話を聞くわけではないけれど、著者の体験を一緒に体験してる感覚になったり、著者の意見を聞いて対話している気分になったりと、紙媒体を通して人と関わる経験でもあるんだと思う。

 

直接人と関わることも今の自分にはすごく大事だけど、本を読む時間もずっと大事にしたくて、いい図書館と本がたくさんある国に生まれて良かったなと感じている。