奈良に住んで2年と少しが経った。
今日友人と登った天理市の龍王山から、これまで登った県内の山がたくさん見えて、登った山の思い出を振り返りたいと思った。
長くなると疲れそうなので、簡潔に、ひとつの山につき2行以内で感想や印象をまとめてみる。思いついた順で、まあだいたい北から書いていこう。
2行って言ったけど、行数はこのブログを何で見るかにもよるな。まあいいや。適当にやろう。
たぶん日本中の山の中で、観光客と鹿が最もよく登る山。低山。楽に登れて見晴らしがいい。奥にある滝まで行くのは少し遠い。
大文字焼きの山。ドライブウェイが山頂まで続いている。あまり整備されてなくてワイルド。人とめったに会わない。紅葉めちゃ綺麗。
矢田山
職場から近く、仕事で何度も登った山。なだらかで子どもと一緒でも登りやすい。野外調理ができるスポットあり。奈良市と生駒市の間の山。
遊園地や、キャンプのできる公園がある。生駒駅からケーブルカーで行ける。山頂から大阪が一望できる。宝山寺やあじさい園などもあって盛りだくさん。
大阪からケーブルカーで行ける。虎。奈良の信貴山下駅から行くほうが登山道はおもしろいと思う。大きな霊園がある。
龍王山
天理の山。天理駅から天理教本部の横を通って登っていくコースもある。山頂広場が見晴らしよくてベンチいっぱいあってのんびりできる。西向きに開けてるから夕焼け綺麗そう。JR柳本駅から登るのが近い。
山全体が神様らしい。入山するときにたすきをもらう。裸足で登っている人がいて真似したら気持ちよかった。仕事で行ったが時間なくて登頂できず。三輪そうめんの三輪。今西酒造が近い。
ふたかみやま。にじょうさん。山頂からの見晴らしが良い。雄岳と雌岳がある。大阪からも奈良からも登山者多い。初対面のおばちゃんにおにぎりとスイカ頂いた。ありがとうございます。
駅近の住宅地に囲まれた場所にある低山。形が富士山みたいで綺麗。とにかく楽に登れる。森を散策してたら頂上につく感じ。
耳成山と天香具山とセットで大和三山。橿原神宮前駅から近く、駅の近くに銭湯もあるので近鉄沿線に住む奈良県民なら半日もあれば銭湯とセットで満喫できる。
4月に行けばきれいな千本桜が見下ろせる。吉野観光ついでに登ってみるのもおすすめ。駅にはカップ酒も売っている。登山後の一杯は至福。
ファンが多い人気の山。90歳近い年齢で毎日登っているおじいちゃんがいた。コースもいくつかある。山頂広場でピクニック気分。
奈良市内から少し遠いけど一番好きな山。序盤からいい感じに険しく、登山道も変化に富む。山頂からは奈良も大阪も見渡せて絶景。
曽爾高原(倶留尊山)
高原から山に登れる。途中から岩をはって登る感じなので初心者には厳しいかも。曽爾高原は秋のすすきの季節じゃなくても綺麗。近くの温泉のお亀の湯が良いらしいけどまだ入ったことない・・・
大台ケ原
車でビジターセンターまで行ってそこから散策。決まったコースだけしか入れないけど大蛇嵓は大迫力の絶景。みんな海外旅行行く前に大台ケ原行ってほしい。
まとめ。
歩けることって、当たり前のようで当たり前じゃなくて、登山できる体があるのってすごく有難いことだから、元気なうちに登っておこうと思う。山に登ってから銭湯に入ったらまず間違いなくリフレッシュされるし、誰もいない、自販機もないような山から下山して人里に戻ってきたら、ほっとして、スーパーやコンビニで温かいものが手に入るというような、普段当たり前に思ってるようなことが幸せに思える。山の上で飲むあったかいコーヒーとか、頂上で食べるカップ麺のおいしさを知ったら、同世代の人と比較して給料が低いとか、社会的な地位とか、そういうのが本当にどうでも良くなる気がする。
そういったた小さなことも、僕が登山が好きな理由のひとつ。奈良は何もないってよく言われるけど、山には本当に恵まれている。最高峰の八経ヶ岳で標高1900mほどだそうで、日本アルプスとかに比べたら高い山はないけど、県内のどこに住んでいても、気軽に登れる山なら近くにあると思う。これからも、日々の暮らしを快適と思い続けるために、時々便利さから離れるようにしたい。