書きながら考えたこと。

奈良で暮らす20代の男の、とりとめのない日々の記録です。

最近、外国のニュースを英語で読むのがおもしろい理由

英語でニュースを読み始めたきっかけ

短期間だけど留学経験があったり海外旅行が好きなのもあって、英語を学びたい気持ちはもともと強い方だった。けれど大学時代のTOEICの点数は所属大学の学生の平均より100点ほど低かったし、外国人の友人と英語で話していても、聞くことはできてもろくに話せず聞き手になることが多くて、あまり英語は得意じゃない。

そんな僕が、最近英語で海外のニュースを読むのにはまっている。きっかけは、noteでニュージーランド在住の方が、同国のJacinda Ardern首相の会見動画の載った現地ニュースをシェアしていたのを読んだことだった。その記事を読んでから、他の国の政府のコロナへの対応をもっと広く、詳しく知りたいと思った。

Eマスクシステムが日本でも有名になった台湾や、過去に旅行経験のあるデンマークフィンランド、マレーシア、それに、ニュージーランドをはじめ、政府の対応が高く評価されている国々のニュースを、ブックマークして時間があるときに読むようになった。

ちなみに個人的なお気に入りは、ニュージーランドの1NEWSや、台湾のtaiwan news、マレーシアのThe Starなど。

 

 

 

いま、海外のニュースを読むおもしろさ

・旅行しなくてもその国の今の雰囲気がなんとなく知れる

海外に気軽に行けなくなってしまった今、気になっている国のニュースを読むことでその国の様子を知ることができるのはおもしろい。特に今は多くの国で、社会全体が普段とは違う様子になっているので、たとえばマレーシアのラマダンが例年と違った雰囲気で行われている様子を書いた記事や、不要不急の外出が制限されるフィンランド任天堂のゲームの「動物の森」が流行している話など、その国の社会のいまの様子を伝えてくれる記事が多いのでおもしろい。

 

・同じトピックを扱う記事が多いから国民性が見えやすい

どこの国のニュースも今は新型コロナのことをたくさん扱っていて、それに関して大臣や首相がこんなことを言ったとか、美術館がオンラインの取り組みを始めたとか、外出規制が解除されたとかされないとか似たようなことを報道している。だからこそ、共通の危機に対してその国の政府や国民がどう対応しているかを比較しやすく、国民性がより見えてくる。たとえば、デンマークの保険局長(Health Chief)が、「セックスはヘルシーなものだし、我々はセクシャルな存在だから、感染のリスクはそりゃあるけど、セックスは許されるべきだ」って言ってたのはデンマークらしいなあと思った。日本だと思ってても言わないよね笑

"Sex is good. Sex is healthy. We are sexual beings, and of course you can have sex in this situation," he said. "As with any other human contact, there is a risk of infection. But of course one must be able to have sex."(”Danish health chief gives OK to lockdown love: 'Sex is good. Sex is healthy’” the local DK 4月20日の記事より引用。)

 

・背景知識があるから英語も読みやすい。

新型コロナウイルスのことは、日本語でも情報がたくさん入ってくるし、海外の対策もテレビでも報道されているから、すでに知識として持っているものが多い。なので、英語のニュースも比較的読みやすい。

それでももちろんわからない単語はたくさん出てくるので、気になったらそのワードを選択して右クリックでgoogle検索して調べるようにしている。webで英語を読んでいると知らない単語を検索するコストも低いのがありがたい。

 

勉強のススメ

最近プライベートで人と会うことが少なくなった分、ひとりでいる時間が多くなった。その時間に、読書をしたり、spotifyで歴史や農業の話を聞いたり、webで海外のニュースを読んだりすることが多いのだけど、勉強って今のご時勢最高の趣味かもしれないなと思う。

たとえば、歴史を勉強すればペストやスペイン風邪が流行していた当時は今とは比べ物にならないくらい大変だったことを知って相対的に今がまだましだと思えて少し気持ちが楽になるし、感染症が流行っていなくても飢饉や戦時下の人たちは死の恐怖を日々感じながら生きていたことを想像できる。今の時代でも、たとえばパレスチナの人や紛争地域の人は安心して暮らせない状況だろうし、日本にも平時でも貧困で十分なご飯が食べられない人はたくさんいるのだけれど。

心理学を学んだ経験があれば自分の心境をメタ認知して、コロナの影響で不安が高まってるから運動や風呂やおいしい料理でリフレッシュしようと思えたり、寄付などで人を助けてヘルパーズハイで気分をあげるのもいいなと考えることもできる。哲学や宗教を学んで死について考えれば、死への不安も和らぐかもしれない。

 

情報への欲求をうまく利用する

先が見えない不安もあって、新型コロナの情報をたくさん知りたくなって、いつも以上にSNSやニュースをこまめにチェックしている人は多いと思う(ぼくもそのうちのひとりだ)。

知的欲求の高まりを、うまく利用するのもいいかもしれない。ニュースは英語で読むようにするとか、これを機に免疫やウイルスや、各国の政治についてめっちゃ詳しくなっておくとか。

浪人のときに、予備校の英語の先生が高杉晋作の「おもしろきことも なき世を おもしろく」の歌を引用して、浪人としての勉強漬けの日々の中にもおもしろさを見つけて日々を過ごすように言ってくれたことを最近よく思い出す。

どんな状況でも楽しいことは見つけられる。いましかできないことを、存分に楽しもうと思う。