考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

走ることについて。

 

いま一部の人たちの間でブームになっているらしいジョギングを、ここ最近僕も何度かしている。

 

最初は散歩だった。元々ずっと家にいるのは苦手なのもあり、免疫をつけるためにも外に出たほうがいいだろうと思って、むしろ積極的に野外を出歩くようになった。幸い僕の家の近所には鹿がたくさんいる公園がある。鹿に何度も癒しをもらっていた。

 

けれど散歩だと歩きながらpodcastをずっと聞いてしまう。

最近は情報中毒のようになってしまっている節があって、頭がパンクしそうなのに何かをインプットしていないと気がすまない感じがしていた。家にいるときはパソコンで調べ物をしたり、読書をしたりして、目が疲れてきたら、podcastを聞いていた。

目から入る情報であれ耳から入る情報であれ、一時的に遮断した方がいいときもある。

 

走ってしまえば、podcastを聞く余裕もないし、足痛いとか、しんどいとか、しんどいけどがんばろうとか、そういう気持ちで頭の中が満たされるので、情報を仕入れなくても大丈夫だった。それが楽で(走るのはしんどいけど)、僕は走るようになった。

 

久しぶりに遠くまで走ってやろうと思い、北を目指した。

 

24号線を北上し、奈良から木津川へ向かう。

「不要不急の外出で県境をまたいじゃってるなあ」などと思いながら京都府に入る。

県境なんて誰か知らない人が作ったものなのにね。

 

途中、スーパーへよって、持ってきたICカードで飲み物を購入し、そこからはウォーキング。

 

 

写真ではよく見えないけど、27度の表示。ただ、川の近くで風もあったのでそれほど暑く感じない。

 

南側から見た、木津川の橋の入り口。このあたりでバーベキューのいいにおいがした。

 木津川。見晴らしがいい。

 

西を向いてるので、左手が南側。ちょっとしたジャングルみたいに木が生い茂っていて、ここだけで何種類の生物がいるんだろうかと思う。 

 

帰りは電車を使うことにして、歩いてJR木津駅へ向かう。

spotifyでcoten radioの最新話、南北戦争の話を聞きながら歩く。結局情報を入れてしまっている。

 

雲村という名前の交差点を発見。このあたり、いつも雲が多いんだろうか。

 

 JR木津駅から奈良駅まで戻る。念のためマスクを持ってきたが、車両に自分しかいなかったので使う必要もなし。

 

 ICカードに多めにチャージしていおいたので、スーパーで買い物してから帰る。

 

 

 

ランニングの持ち物と、走るときに便利なアイテム

走るようになって気づいたのだけど、登山用に買ったモンベルのズボンがランニングにも便利だった。半分のところでジッパーを外して短パンにすることができるズボンなのだけど、短くした短パン部分だけでチャックつきのポケットがなんと4つもついている。 (前に3つと、後ろにひとつ)ちなみにこのズボン、気温の高いイスラム教国家で(長ズボンじゃないと入れない)モスクにいくときも便利です。普段は短パンでいて、モスクに入るときに下半分をつければいいから。着替える必要なく、外でも着脱できて楽。

 

webshop.montbell.jp

 

僕が4つのポケットに入れて持っていくのは

・数1000円チャージした交通系ICカード

・家の鍵

・ハンドタオル(汗をふくため)

・100円玉(ICカードの使えるコンビニやスーパーがなかったときに自販機で飲み物を買うため)

・マスク(どこかで人ごみに入ることを考えて念のため)

・サングラス

・イヤホンをつけたスマホ(ウォーキングや、帰宅中に音楽やpodcastを聴くため)

 

財布はかさばるので持たないようにしている。

交通系ICカードがあれば、往路だけ走って帰りは電車で帰ることもできるし、帰り際にスーパーで買い物をすませることもできて便利だ。

 

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「遊びは不要じゃない」というのをある会社の社長さんが言っていたと聞いた。最近僕は、何が正解かわからないなかでできるだけリスクは避けながらも、外で楽しむ方法を考え続けている。そうしていると、制限があるほうが積極的に頭を使えるということを、日々実感する。

「ルールのなかで暴れる」って言葉があるけど、ルールさえも定まらない中でその都度何がいいか判断しながら動いていくことにも楽しみを感じられているのは、幸い仕事もあり、身近な人や自分が感染していないからで、結局のところ自分がまだ安全地帯にいるからだろう。

 

大変な人の応援や寄付はするけれど、自分がいま、気持ちを上に向けられる立場にあるならば、そうしたらいいと思う。無理にそうする必要はないけれど。

 

ランニングや登山は、エンドルフィンを利用して結構簡単に身体から気分をあげていけるいい手段だ。これからも、体力をつけるためにも続けていきたい。