日課日記32
自分だから楽しめることがあるというのは、良いことだと感じた。改めて。
今やっている仕事もボランティアも、やろうと思えば多くの人ができることかもしれない。だけど、やりたいと思える、そして、おもしろいと思って続けられる人って実は一握りなんじゃないかと思う。
特に、金銭的な報酬とか、社会的な評価とか地位も高いわけでもない。多くの人にとっては、しんどい気持ちになることの方が多いかもしれない。だけどそれを面白がれる、日常のルーティンの退屈さの中にもおもしろさを見出す工夫をしたり、怒りなどの感情を受け流して相手を嫌わないスキルを身につけたり。
アンガーマネジメント以上の、思想レベルでの、しんどくならない考え方、おもしろがる発想、そういったものを身に着けて、自分だから楽しめることを見つける。これって、何かしらの能力があるとか、経済的な豊かさとか以上にもしかしたら、幸運なことかもしれない。
ガラクタを絵に書くことや、どこにでもある水草を愛でることをこの上ない楽しみにする、好きな小説の登場人物たちのことを思い返した。
今日僕は、ボランティアの時間が、とても楽しかった。
素振り
左右各50
読書
友人が貸してくれた「生きるかなしみ」という山田太一さんが編集した本を読む。
そのうちの在日コリアンの親子の実話を綴った「失われた私の朝鮮を求めて」
民族の言語を奪われることが、命を奪われるように辛いということを示す体験。
短い言葉にまとめると暴力的なくらい薄っぺらくなってしまうから、軽々しく何かコメントするのは控えておこう。
知らないで想像なんてできないから、ただ、読めて良かった。
語学
電車での移動時間に、スマホでハングルのおさらい。少しずつ自分の頭に馴染んできた。一度覚えたら難しくはないんだろうな。
漢字でもアルファベットでもない、新しい文字を身に着けるというのは、最初の「ぱっと見て全然わからん感じから来る抵抗感」を乗り越えたら意外とできることなのかもしれない。ジョージア語とか、タイ語とかも、意外といけるんかも。
それでも、ひらがなカタカナ漢字がある日本語を学ぶ外国人は、やっぱりすごい。
洗濯
少したまってしまっていた。つけ置き中。
今日の写真は、こっちを向いてくれなかった雀・・・。