日課日記63
朝から大阪の北の方の精神科病院で面会ボランティア、そのあと人権センターの事務所でオンライン面会。2人の方と面会をしたけど、笑顔が見られて楽しい時間だった。
楽しくないと続かないから、続けるべきことは楽しくないといけない。
事務所では昨日のインタビューの続きで、いろいろ聞かれたり雑談したり。
精神病患者の家族のリカバリー、というテーマはおもしろかった。
僕自身、思い返せば家族に殺されかけたり首を絞められたりしたこともあるのだけど、
思い出してしんどくなれば誰かに話をして、聞いてもらって癒されながらも辛い過去を自ら直視して傷をえぐり、しばらくして回復し、また何かのきっかけで傷をえぐり、回復し、の繰り返しで、少しずつ皮膚が分厚くなるというか、過去を思い出してもあまりしんどくならないようになってきたなと振り返る。
あとは、やっぱり自分と似た経験をしていたり、自分よりもしんどい経験をした人と、人生の早い段階でたくさん出会えたのは良かった。
「当事者団体に行こうと思わなかったの」と聞かれ、僕はそういうのに行ったことがないのだけど、似た境遇の当事者がたまたま友達にいたのは大きかったのかもしれない。連絡をしたら大丈夫な日だったので、その友達と午後に大阪城で話をする。
心地よい気温の大阪城の広場でのんびりと話すのはとても心地が良かった。
友人のやろうとしていることも、良い形で実現して、友人のリカバリーに繋がってほしい。
●トレーニング
さぼる。
●読書
「1990年代 (ひとびとの精神史 第8巻)」、「TOKYO 0円ハウス 0円生活」を読む。
バブル崩壊の前後の、山一証券の内部事情の話はおもしろかった。
●洗濯
せず。
帰りに図書館で本を借り、スーパーで買い物をして一人鍋をする。
大量に食べてしまってレポートを進める気にならないのだけど、せめて参考にしたい本くらいは読んでおこう。お湯でも飲みながら。
最近お湯を飲むことにはまっている。
コーヒーとかお茶とか、おいしい飲み物を飲んでおいしいと感じるのは当たり前で誰でもできるけど、お湯を飲むだけでおいしいと思えるようになれたらそっちの方が強いんじゃないかと思う。
お湯は簡単に作れるし、カフェインとか糖分とか気にしないでいつでも飲めるのもよい。
今日の写真は、大阪のどこかの道。