日課日記79
今日も仕事。明日も仕事だ。
ガイドヘルプで奈良公園へ行く。噂には聞いていたけど、人が大勢いてここは東京かと思うくらい。確かに奈良は秋がベストシーズンだし、長い間自粛してた人が今たくさん来てるのかも。修学旅行生もいた。
鹿が小さい男の子を軽く突いている場面に出くわす。幸いケガはなかったようだけど、急に突進された子供はトラウマになりそう。
2つめの仕事を終え、車で職場に戻りながらふと、べき論で欲望を語る時代になってきたんじゃないかということを考える。
心理学が発達・普及して、他者や自分の欲望をある程度コントロールすることが可能になっていて、「●●したい」の●●の部分を意図的に変えることができる。これまで人々が当たり前に望んできたことが、コロナ禍を経験して「なくてもなんとかなる」ことがわかり、かつ資源や労働力の不足で「なしでなんとかしないといけない」時代に入っていく。
旅行や出張に行かなくても生きていけるし、最低限健康に暮らすのに必要な食材の量や種類は意外と少ないのかもしない。
これまで望んていたものと別の部分に欲望を向ける。
たとえば、人と話す、本や漫画や雑誌を読む、散歩やサイクリングをする。外で遊ぶ。畑仕事に汗を流す。これからの僕らは、不必要な消費の代わりに、そういったことを「したいと望むべき」なのかもしれない。
桜の葉は、あと2割くらいだろうか。全部落ちてしまったら、本格的な冬になるんだろうな。
●トレーニング
夕食前に腕立50回、背筋30回
蒸し料理を作っている間にする。
●読書
末井昭さんの「自殺」
小幡績さんの「アフターバブル: 近代資本主義は延命できるか」を読んでいる。
どちらもとてもおもしろい。経済学者の大衆向けの本ってなんでこうもおもしろいんだろうね。
●洗濯
休み。ぼろぼろになったピンチハンガーを処分して新しいものを使う。