日課日記88
宿直明け。
12月にお世話になる実習先に挨拶に行く日で、久しぶりにスーツを着ている。出発の時間を1時間早く勘違いしていて、余裕ができたのでブログを書く。
宿直、この仕事を始めて最初の頃はずいぶんしんどかったのだけど、不思議なもので慣れてくるとしんどさをほとんど感じないばかりか、朝の見回りのときに職場の敷地内の植物の様子を見に行くことや、就寝介助のときにメンバーさんたちと喋るのが楽しくなっている。
朝日に照らされた、紅色の葉のメタセコイアはとても綺麗だ。星野道夫さんの本を昨日から読み始めていて、「新緑の本当の見ごろは1日だけだ」ということを星野さんは言っているのだけど、秋の植物も本当に毎日色を変える。
音声配信は毎朝続けていて、(もう22回!)
星野さんの本の話はさっきそこでもしたので良かったら聞いてみてください。
話を聞いてちょっとあったかい気持ちになってもらえたらいいなと思って、ゆたんぽRADIOというタイトルにした。ゆたんぽは朝になってもとても温かい。
●トレーニング
素振り、左右各50
こちらも順調に続いている。体がひりひりしても続ける。自分をいじめるのだ。
●読書
「星野道夫著作集2」
アラスカに家を建てる頃の話がおもしろい。
●洗濯
今晩する。
最近、憂鬱さを楽しむにはどうしたらいいか、ということを考えている。
憂鬱になったときに楽しいことをして気を紛らわすのではなくて、憂鬱さそのものを楽しむ。
お化け屋敷を楽しむとか、バッドエンドの映画を楽しむとか、そんな感覚で、憂鬱さを楽しめたらいい。もっと言えば、イライラとか、嫉妬とか、あらゆる感情を楽しむことができたら最強だと思う。
とにかく、人間はいつでも憂鬱になれるわけではないし、冬の憂鬱さは冬にしか味わえないのだから、貴重な感情だと思うことにする。そして、憂鬱さを全力で感じること。
そして、これ以上行くとやばいな、と思ったら気分転換をする。まだいけると思うなら、もっと憂鬱になってみる。
昨日、憂鬱になれそうな曲を聞こうとspotifyで「憂鬱」って入れて検索したら「憂鬱になる曲」というプレイリストが出てきて笑ってしまった。ゆずの「歩行者優先」なんかがあって、たしかに。と思った。