考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

日課日記112 ビラ配りと郵便受け

職場の求人のビラを、仕事の合間に配った。

これも、仕事っちゃ仕事か。

 

200枚のビラを、マンションや一軒家の郵便受けに投函していく。

いろんな形の郵便受けがあるのがおもしろくて、たまに郵便受けに書かれているメッセージも、「ビラを入れるのを見つけたら通報します」から、「指を挟まないようにご注意ください」まで様々。

ビラを配る身としては、捨てる神あれば拾う神あり、という気持ち。

 

オミクロンが急拡大しているこのタイミングで、人とゼロ距離で接しないといけない福祉の仕事のビラを撒くというのは、そもそもずいぶん折が悪い気もするけれど、福祉の仕事に興味持ってくれる人はどんな家に住んでいるだろうかと、あれこれ勝手に想像しながら考えるのもおもしろい。

 

 

いやー、障害者福祉って、やってみたらほんと楽しい仕事なんですけどねえ。

給料低くてもやる価値あると思うんだけどなあ。

「そこのお兄さん、ちょっとどうですか一度。損はさせませんよ。」なんてねえ。

 

お金はいらないから、労働力をちょびっと分けてくれませんかねえ。

 

 

 

 

 

 

●運動

久しぶりにバッティングセンターへ。

ラジオではコロナの話をしていた。

 

1日7万人ペースで感染が続いたら3週間で約140万人、日本の人口の1%以上が感染することになる。

3か月で、人口の20人に1人くらい。多いのか少ないのか。

まあ、3か月を待たずに落ち着きそうな気はするけれども。

 

いろいろバタバタがするけれど、人間が人以外の何かに翻弄されるのは自然なことだよなあと思う。

 

●読書

「花になれ風になれ 「たんぽぽ」の運動十六年の記録」という本を読んでいる。

自分の職場の過去を綴った本で、自分が生まれるよりも前に出た、運動の起こりから当時までの軌跡をまとめた本。過去のことを知れる本って、なんでこんなに穏やかでおもしろいんだろう。

 

今も職場で働いている方もいれば、去年初めてお会いしたけれどもう亡くなってしまった方も登場する。身体に重度の障害のある人が、学校にさえ行けなかった時代。

子どもの介助をするために、学校にお母さんが毎日行かないといけない時代があった。

それはたった50年前の話で、このころから、ものすごいスピードで障害のある人を取り巻く環境が変わってきたんだなと感じる。

 

例えばショートステイができる施設が少ないとか、そこの事業所もだいたい人手不足だとか、この分野にも、まだまだ、足りていない部分、良くしていかないといけない部分はたくさんあるけれど、利用者さんの楽しそうな表情を見ることが多くて、こっちが元気をもらっているくらいで、この時代に生まれて良かったと、障害のある人が思ってくれたら嬉しいし、そう思われるようなかかわりをしていきたい。

 

一方で、精神病院に長く入院している人のなかには、まだまだそう思えない人が多いのが今の時代で、こっちも、20~30年後には、「今の時代の日本で精神病になってよかった」って思えるようになればいいと思う。

 

印象的だったフレーズがあって、手元に本がないから正確ではないけれど、メモしておく。

 

(障害のある自分の)子どもが一生暮らしているお金を貯めることはできないけれど、障害のある人が周りに支えられながら生きていける社会をつくる運動をすることなら、誰にでもできる。

 

そうやって大勢の人が運動をしてきたおかげで、障害のある人を取り巻く世界が変わっていったらしい。

 

 

●料理

朝、動物性のものを食べずに野菜ばっか食べると午前中調子が良かった。

野菜スープに、水菜のサラダ、ごはんとキムチ、デザートに、オートミールに豆乳をかけたやつ。

 

明日もやってみよう。