考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

苦手な季節に備えることを考える/ マレーシアのとある州の王子の怒り

noteでフォローしている方が、早咲きの桜の写真を投稿していた。

昨日僕も、桜ではないけど、梅の花が咲いているのを職場で宿直明けの見回りのときに見つけて、春の訪れが近いのを感じていた。

 

寒い冬が終わるのは嫌なことではないけれど、満開の桜や菜の花が艶やかに近所の川辺を彩る春は、どうも僕は苦手だ。

自律神経が乱れるのか、単に浮足立ってしまうのか、どうも落ち着かず、どうしようもなく不安な気分になってしまう。

 

そんな季節に備えて、今のうちに、何ができるだろうかと考えている。

落ち着くための手法を先に思い出しておく。

紙に思いを綴るとか、運動で心拍数を上げてみるとか、ひたすら歩くとか、

炊事や洗濯をするとか、人と話すのもいいかもしれない。

苦手な季節にはメンタルを整えることに時間がさけるように、今のうちにレポート課題とか、しないといけないことは済ませておけたらいい。

 

年を重ねるごとに、少しずつ、苦手な季節にも、上手に生きられるようになれたらいい。

 

 

 

 

ウクライナの件で、マレーシア人の友人から、マレーシアのある州の王子のツイートのスクショが送られてきた。

”StandWithUkraine”のハッシュタグの誰かの投稿に対するリプライだった。

 

”What about other countries being invaded before and recently? Their life does not matter?”

過去に、あるいは近年侵略されてきた他の国々はどうなの?彼らの命はどうでもいいのか?

 

ベトナムやシリアやイラクリビアやイエメン、アフガニスタンパレスチナなど、これらの国々は西洋の列強に侵略され、粛清されてきた。

彼らの命は、肌の色や住んでいる地域が理由で、軽視されるのか?

 

 

 

 

 

 

昨日から、ロシアを中心に研究しているフランス人地政学者が出した本の訳書を読んでいて感じたのが、EUNATO側もこれまで、緩衝地帯の中立を求めるロシアの要求を無視して加盟国を増やしてきた経緯があること、ロシアがWWⅡで2700万人もの国民を”西側”の国であるドイツとの戦争で失ったことなど、ロシアが脅威と捉えるに足る状況があったことだった。

 

もちろん、強国が仕掛けた一方的な戦争や殺人が許されるわけがない。

だけど、直接の被害を受けていない日本人が、ウクライナ人を殺すロシア軍を悪と見なすのであれば、同等の正義感で、パレスチナ人を殺すイスラエル軍を悪と見なすべきだし、イランとサウジアラビアの代理戦争の被害で命を亡くすイエメン人を悼むべきだろう。

 

どうして、イエメンの内戦はもう6年も経って泥沼化しているのに、今の今まで、何ひとつそのことを知らなかったの??

 

 

ロシアは、核を持っているから

ロシアは、日本の隣国だから

 

強くて、身近な存在だから、恐怖を感じるのは当然。

だけど、もし、何かしらの正義感を覚えたのなら、それがどこから来ているかということには、もっと自覚的になった方がいいのかもしれないなと、マレーシア人の友達のメッセージに気づかされた。

 

 

マレーシアの王子が自らのツイートにつけたハッシュタグはもちろん、

alllifematters だった。