自分は自由を奪われることや窮屈な環境がとても苦手だけど、
人の自由を奪うことも相当に嫌いで、なんというかアレルギー的に苦手だなと感じた仕事の日。職場のコロナ対策で利用者さんに行動制限を強いるのが、本当に辛い。
大阪精神医療人権センターのボランティアは、その逆のことをやっているから、自分の性に合ってるんだと思う。抑圧されている人、人権侵害を受けている人たちを解放しようとする活動。
さて、約1か月前に東洋経済新報社が出した本を読んでいる。
2020年代に実際に起きている数々の問題。
日本の精神科医療の現実を知らない人が読んだら相当ショッキングだと思うけれど、
ハイパーハードボイルドグルメリポートを見るような感覚で多くの人に読んでほしい本。
4冊購入して、3冊は安く売るか友達にあげるかしようと思っている。
この本を読んで思ったことを、stand.fmで喋ったので、良かったら暇なときに聞いてみてください。①~⑤の5回に分けて話すつもりでいて、③で力尽きたので④⑤は明日喋ります。
あと、明日の16時までnoteで無料公開されている「妻はサバイバー」という本もとても勉強になる。
相当にハードな経験をしている、朝日新聞の記者と、その妻の方の話。
メンタルヘルスの問題を抱える人が急増している昨今。
精神疾患の人を取り囲む環境、つまり精神病院とかグループホーム、福祉サービスの問題は、誰もが無視できないものになってきているみたいで、大手新聞社や国会議員も注目しているらしい。
偏見の解消のためにも、誰もがタブー視しないで対話して、学んでいくことが必要だと思っている。