●対人援助
昼間、天王寺のてんしばに行って、友人の紹介で、あるNPOの代表をしている人と会って話す。
その方は、自身が虐待を受けて育って、同じく虐待を受けたAYA世代(思春期、若年成人世代)の支援をするNPOを作ってとても精力的に活動されている方だった。
日本の精神科病院の問題や、福祉の課題など、いろんな部分で共感できて、本当に充実した時間で、これからそのNPOを応援したいなと思った。
(そのNPOのホームーページを紹介したいのだけど、それはまたいつか)
夜、ある社団法人の活動のオンライン面接を受けた後で、その代表の方が書かれた本を読む。グリーフケアをしている団体。19歳のときに、母親を自死で亡くされていて、他にも家族を亡くされた方が、全国の学校やお寺で、グリーフケアに関する講演や研修をしている。
本当に、すごい人がこの国にはたくさんいるなと、とても心を動かされる。
自身も、死にたいくらい辛い思いを何度もしてきた人が、人を支えるために、人を幸せにするために活動をする。
声をあげて、発信すれば、いろんな人と繋がれるし、その繋がりにエンパワーされる。
●沖縄
昨日の夜、琉球新報のpodcastを見つけて聞きながら奈良を散歩していたら、なぜか泣きそうになった。沖縄の人のやさしさやぬくもりを思い出して、帰りたくなった。住んでたわけでもないのに。
沖縄の空気が、自分の心をあんなにも溶かしてくれたのは、もしかしたら、沖縄の人たちは、”死者”との距離が近いからかもしれないと思う。
本島のように、あの世とこの世の隔たりが、そこまではっきりとは無いように感じる。
沖縄タイムスを読む。
安全な環境で過ごすことのできない人たちが、今もたくさん日本にもいて、
沖縄がこれから先も日本の一部であってほしいと思うのなら、
せめてそのことを、ちゃんとわかっておかないとなあと思う。
50年前の復帰の日と同じ雨の中で始まった県民大会。基地のない沖縄や戦争のない世界を目指す宣言文が読み上げられると、参加者らは大きな拍手で賛同した。
参加した大城秋桜さん(23)=西原町=は沖縄市内で小学校教諭として働くが、授業中に学校の上をオスプレイが飛ぶことは日常だ。戦闘機の音を怖がって泣き出す子や走って逃げる子もいるといい「沖縄は本当に復帰したのか考えさせられる」と話す。子どもたちに平和教育をするため、まずは自分が沖縄の現状を知らなければと思い参加を決意した。