考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

好きだった漫画をまた好きになる

昔、部活でバスケをやってあたこともあって、大学受験の勉強をしていた浪人生の頃、あひるの空という漫画を息抜きによく読んでいた。


まだ高校生の登場人物たちのライフヒストリーや、家族のエピソード、感動的なストーリーの端々に散りばめられた、くだらないのに笑えてしまうギャグ。そして、登場人物ひとりひとりの魅力が存分に感じられる魅力的なキャラクターデザイン。

そのバランス感が、10代の終わりの自分にはお洒落にさえ感じられて、九頭龍高校を中心に展開される物語に、どっぷりとはまっていた。

通っていた難波の予備校からの帰りに、駅にある書店によって、小遣いで一冊ずつ買うのが楽しみになっていた。


疲れた日も、この漫画を読むと闘争心がかき立てられて、自分も頑張ろうと思って、机に向かってもうひと頑張りできた。



こないだNetflixでやっていたあひるの空のアニメをふと見ていて、10年越しに、そのおもしろさに触れて、さっきGEOに置いていた一番新しい巻を借りてきて読んでいたら、また、すごく引き込まれた。

買った漫画は数年前、引っ越しのときに処分してしまったのだけど、また一巻から借りて読んでみよう。

ちょうど、新しい取り組みが始まろうとしているときで、いろいろ難しいこともあるだろうけど、大事にしたいことだから、またこの漫画から勇気をもらおうと思う。

音楽も好きな作者が、ときどき巻末に載せていた、作画中にBGMに使っている曲もまた聞いてみたいな。懐かしさで泣きそうになるかもしれないけど。