精神保健福祉士の国家試験の1日目が終わったあとで書いている。
2021年4月から2022年10月まで、1年7ヵ月の専門学校の通信の養成期間があって、そのあと数か月の独習期間を終えて今に至っている。
久しぶりにセンター試験みたいに大きな会場で(当時から12年くらいたっていると思うと随分年をとったものだ)、大勢の人のいる空間で試験を受けた1000人はいたんじゃないだろうか。
精神保健福祉士の試験は2日連続であって、1日目が専門科目、2日目が社会福祉士との共通科目だ。全て5択の選択問題で、専門科目は80問。
わからない問題がいくつかあったけれど、帰りの電車のなかでスマホで調べながら答え合わせしていたら、あやふやだったものもいくつかあっていて、8~9割は正当してそうな感じ。
明日、よっぽどしくじらなければ大丈夫だろうと思う。
それでも、今日少しは勉強しようかなと思いつつ、いまから網羅的に社会福祉士のことやるのは大変だし、要点がまとまったテキスト復習してもいいけど、結局細かいとこつかれたら意味がないしなあと思う。
どうせなら、好きな科目の教科書をじっくり読もうか。などと考えていて、勉強ってなんなんだろうなあとぼんやり思った。
試験のために暗記するだけの勉強じゃつまらないし浅はかで意味をなさない気もするし、かといって、自分の好きなことをじっくり学んだって、数年後記憶に残っているかはわからない。ソーシャルワーカーとしての仕事に役に立つことを学ぶのがこの資格の勉強?
そうかもしれないけど、それだと随分と、試験の内容とはずれてしまう。
そもそも、役に立つってなんだろう。
資格取得者として、精神保健福祉士として、いい仕事ができるための知識はもちろん大事なのだけれど、それを、試験日に正しいものにマルつけて回答して測られるのも、なんだかな。。。
調べてみる。「勉強」とは。
③ 将来のために学問や技術などを学ぶこと。学校の各教科や、珠算・習字などの実用的な知識・技術を習い覚えること。学習。また、社会生活や仕事などで修業や経験を積むこと。
なるほど。
試験勉強という形の詰込みであれ、じっくり取り組むのであれ、学問や技術は学んでいるか・・・
いま学びたいことを学ぶのも勉強でいいと思うけれども。
なんだか、納得してしまったな。笑
ちょっと休憩してから、ラストスパート、頑張ろう。
試験が終わっても、少し休んでから、また学び始めよう。
大阪の試験会場は海のすぐそばだった。