考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

耳栓の効用

 

 

4日後に京都から、勤めている法人のある奈良に引っ越すのだけど、7月末からの3か月強、出町柳から西ノ京まで電車+徒歩で1時間40分以上かけて通勤してみて気付いた耳栓の効用について少し書いておきたい。

 

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電車内のストレス

通勤時間が長いとは言え、京都から奈良に電車で通うのは比較的楽な方だと思う。というのも、京都に住んで奈良に通勤、通学をする人はあまり多くないので、朝晩の電車で座れることが多いからだ。

 

毎朝電車の座席に座って京都と奈良の県境あたりの、のどかな田園風景をのんびり眺めたり、ゆっくり本を読んだりすることができるのはむしろ幸せかもしれないとも思う。

けれど夜、一日の疲れがたまった状態で長い時間をかけて電車にゆられるのは、いくら席に座れたとしてもしんどい。

電車の走行音や振動に、やたらとうるさい車内アナウンス、知らない人が近くにいる窮屈さ…

 

 

パーソナルスペースの広さ

他人に近付かれると不快に感じる空間のことをパーソナルスペースと呼ぶが、僕はこれが人よりも広い。そのため電車の座席ですぐ隣に人に座られるとしんどく(交感神経が働き、緊張が高まる)、疲れているときにすぐ隣に人が座ったりすると、悪く思われないか心配しながらも席を立って人の密集していない場所に移ることさえある。

 

僕の場合、帰宅時は朝の通勤時間に比べて車内に人が多いことがほとんどなので帰りは特にしんどさを感じる。

 

 

刺激を減らして自分を閉じること

そんなとき音楽を聴いて気を紛らわせたり、持ってきた本を読むのに集中してみることもあるんだけど、仕事で頭を使ったあとだとそれもしんどくなる。とにかく情報を遮断してリラックスしたいとい思う。

 

そんなときに役立つのが耳栓だ。耳栓をして目をつぶれば、外界の情報をかなり減らせてリラックスすることができる。家の最寄の駅に帰ってきたときの疲労感は、電車で耳栓をしていたときの方がよっぽど少なく、電車を降りたときには疲労が回復してると感じることもある。

 

長時間通勤の人にはとてもお勧めのアイテムなので、一度試してみてほしい。

 

ちなみに、すでに多くの人に知られていることかもしれないが、耳栓は快眠アイテムのひとつでもあって、耳栓をして眠ると朝起きたときにすっきりすることが多い。いつもより短い睡眠時間で回復しやすいので、寝るときにつけるのもおすすめです。

 

 

ではでは

 

 

 

久しぶりにぐだぐだ綴る雑感

 

最近政治関係の少しかための話が多かったので、久しぶりにどうでもいい日記のような雑感をつらつらと書いてみる。

 

10月から正社員として奈良の社会福祉法人で働き始めて3週間。

人と直に関わる仕事はやっぱり刺激的でおもしろい。

 

ただ、今週の中盤は異常に仕事時間が長い日が続いてくたくたになった。

 

僕の勤める部署は訪問入浴介助や日中一時介護、児童デイのプログラム、入居施設での仕事など、さまざまな仕事がどの人に対しても割り当てられていて、それぞれの仕事の時間もバラバラなので、9時から6時までという定時ではなく、遅くまで働く日もあれば昼間だけの日、午後から勤務の日などもあってバラバラなのです。

 

今週は火曜日と水曜日に9時から21時まで勤務が二日続いた後そのまま宿直研修、そして宿直の後木曜日に日中の居宅ケアが入るというものすごいスケジュールだった。

 

元々は木曜日も21時までだったんだけど、部署のトップの人にしんどいことを訴えたら木曜日は15時までで帰らせてもらえた。

 

15時に帰る贅沢

 

僕は今まだ京都に住んでいて、1時間40分くらいかけて職場に通っている。

だから15時に終わったらだいたい家に戻るのは17時ごろ。

 

 

久しぶりにまだ明るいうちに京都の出町柳駅に戻れたのは本当に幸せだった。

「これから寝るまで自由な時間がたくさん残っている!」という喜びである。

 

とりあえず溜まった疲れをいやそうと、久しぶりに行きたかった銭湯へ。時間があるので家から少し遠いけれど露天風呂や広い浴槽がある船岡温泉をチョイスする。

天気は曇り空で小雨が降りそうだったけど気にせずにクロスバイクで向かった。

 

www.kyo1010.com

 

 

のれんをくぐり、温泉やスーパー銭湯のようにゆとりのあるフロント(番台)で料金を払って脱衣所へ。

 

男湯の脱衣所に人は数人しかいない。雨の降りそうな天気だというのもあるけれど、平日の夕方5時すぎだというのもあるだろう。

おじいちゃんぐらいの年齢の人が何人かと、若い外国人観光客(たぶん大学生か高校卒業後のギャップイヤーだろう)が3人ほどだ。

 

人ごみが嫌いで、広い空間が大好きな僕には、広い浴室に少ない人数しかいないこの環境は最高の贅沢だ。

 

最初に体を洗い、ジェットバスやサウナ、水風呂に入ったあと、ヒノキでできた5人くらい入れる銭湯にしては広めの露天風呂へ。なんと誰も入っていない。貸切状態である。

 

「最高かよ」と思わず口にしてしまった。

平日に貸切の露天風呂に入れるなんて、最高の贅沢である。

 

他に誰もいない露天風呂に入って体も心も癒されながら、僕は考えていたのだ。

 

 

3時に仕事が終わったら、車で2時間くらいの少し遠い温泉に、平日でも余裕でいけるじゃないか!

 

僕は温泉や銭湯が大好きなのだ。

 

そして僕は決めた。

30歳までに独立しよう。

そして、毎日とは言わないけれど、朝8時から15時まで働く日を平日2回くらいは設けて、その日に温泉をめぐる生活をしよう。

 

僕が留学したデンマークでは16時には家に帰る人が多かったから、週2で15時に帰るのも不可能ではないはずだ。もし仕事量が多いなら、週3日は20時まで働けばいい。

 

もし叶わないとしても、そんな生活に近づけるような努力をしよう。

 

そのために早めに資格をとって、すでに独立している人に積極的に話を聞いていこう。

人生1度きりなんだから、自分の望む生き方を目指していこう。

 

 

そんなことを、素っ裸で考えていた木曜日だった。

雇われている今は、休日を充実させることに命をかけたい。

 

薄給やけど、お金がそんなになくてもできる楽しみはたくさんあるのだ。

立憲民主党は消費税増税を主張したほうがいいと思う。

kikikiron.hatenablog.com

 

 

しっかりした文書を書くほど時間がないけれど、今主張したいことがあるので簡単に。

 

民進党の前原さんがなぜか希望の党に合流し、民進党が崩壊したようだ。

 

 

僕は上のブログに以前書いたように、以前から前原さんのブレーンである財政学者の井手英策さんの、格差是正のための政策提案に共感していた。

 

そのため前原さんが代表になった民進党を応援していたんだけど、今回の理解に苦しむ動きを受けて、衆院選は、(少なくとも比例代表は)共産党に投票することに決めた。

 

共産党議員の国会での質疑は質の高いものが多いと思うし、主張も安定している(ずっと野党だからというのはあるかもしれない)。

いくら無党派リベラルの受け皿がなくなり共産党議席が増えたとしても、今回の選挙後に共産党が政権を担う可能性はまずないと思うが(だからこそ安心して、というのもある)、「野党に共産党の議員が増えて、経済的、社会的に苦しい立場の人の立場をしっかり考えて話す人の声が国会で大きくなる」ことを望んで僕は共産党に投票する。

 

僕は外交や防衛のことにはまったく詳しくない。ただ、直観的に言って、安倍政権の北朝鮮への圧力のかけ方はリスクが高いと思うし、憲法9条の変更でさらに、東アジア圏で戦争が起きるリスクが高まるように感じるから、憲法9条の変更に反対している共産党はその点でも支持できる。

 

一方、共産党の主張で賛成できないのが、消費税増税に反対していること。

消費税は逆進的(経済的に余裕のない人からたくさん税金をとる)だという主張に僕はあまり共感できない。というのも消費をたくさんするのも間違いなく富裕層だし、国民全体が消費税という形で税金を払えば今よりも社会保障に回せるお金は増えるし、経済的に苦しい層にしっかりと還元すれば結果的に再分配は強化され、経済的に余裕のない人の生活もましなものになる。そういったお金の循環を増税によって強化する必要があるように思うし、所得税法人税の増加を主張するのは富裕層からの反対が強く実現が困難(できたとしてもなかなか進まない)と感じるからだ。

 

今、希望の党共産党公明党自民党、維新といった主な政党のなかで(実行するかは別にして)消費税増税を公約に書いているもしくは書こうとしているのは自公だけだろう。

それを最初に主張し、消費税増税による社会保障の拡大を訴えていた民進党はなぜか増税凍結派の希望に合流した。

 

リベラルの受け皿となろうというなら、立憲民主党は現実的な社会保障の拡大のための手段として、消費税増税を公約にしてほしいと思う。