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約半年ぶりに京都シネマへ行き、アキ・カウリスマキ監督の「枯れ葉」を見た。
この監督の映画は謎に暗いし、何がいいのかわからないと思いつつもなぜか見たくなるところがあるのだけれど、「枯れ葉」に関しては、素直に良いなと思えた。
ネタバレになるので詳しくは言わないけれど、依存症や生活苦などのなかに、幸せな出会いや小さな笑いがあって、ほっとするような、見ている方も幸せになれるような映画だった。
今日の京都は、人が凄く多かった。
八坂神社にお参りに行ったあとで買い物をして帰る人が多いのだろうか。
人混みが苦手な自分にとって、四条烏丸にあるミニシアターは、オアシスみたいにほっとできる場所だ。
今日は京都まで奈良から原付で行った。
行きも寒かったけれど、帰り雨が降ってきて体が震えた。
五條市の寒さを経験してるからなんてことはないだろうと油断していたけれど、しっかり寒い。震えながら走った。
原付は自転車と違って、ペダルをこがなくていい。ただ寒さに耐えながら、右手でアクセルをかけるだけでいい。
とはいえ、1時間の道のりが、2時間にも感じられる。
家について、お湯を出してかじかんだ手を温め、エアコンと電気ヒーターで暖をとる。
安心感がすごい。寒い場所にいたからこそ、ぬくもりの幸せは大きい。
いま、辛い思いをしている人たちが、早く温かい場所で、安心してゆっくりできる日が早く来ますように。