今自分は移民の問題に関心を持っていて、
たぶん3か月後にはそこそこ詳しくなっているだろうと思う。
今ベトナム人やネパール人の移民が増えているけれど、一般に日本人がそうした人たちの生活状況を知る機会は、接点がない限りあまりないんじゃないかと感じている。
実はテレビなどで報道されているのかもしれないけど、たまにしかテレビを見ない僕にはわからない。
けれどtwitterで望月優大さんのアカウントをフォローしていて彼らのおかれた大変な境遇が伝わってくるし、国際関係のサークルに大学のころ入っていて、東南アジア出身の友人もいる自分は、何か彼らとかかわりを持って、ほんのわずかでも何か役に立つことができないかと感じていた。
昨日、休日だったのでいい加減、積極的に学んでみようと思い、図書館で本を借りてきた。
「新移民時代」という西日本新聞社の取材班の連載から生まれた本。
ネパールやベトナムから日本に移り働くひとりひとりの若者に取材し、人を中心に彼らから見える世界を描いているので、内容が入ってきやすい。
最新の情報も西日本新聞社のホームページから読める。
この本によると、日本で日本語などを学ぶ外国人留学生が法的に28時間しか働けない制限が、彼らの貧困や過労死を招いているようだ。
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日本語学校や、利益重視の出身国の留学ビジネスによって、日本に来れば高収入が得られるという理想と、実際は長くは働けない(28時間)し低賃金という現実とのギャップが大きくなっている現状もあるよう。
ただし、本の出版は昨年末なので、SNSによる情報の拡散は早いから、取材時と今では状況が変わっている可能性がある。
今自分が住んでいる奈良で、移民の人たちとかかわりが持てないかと考えている。
近鉄奈良駅近くのベトナム料理屋さんに一度行ってみて、店長に話を聞こうかな。