日課日記72
専門学校のレポートのテーマにしたことを口実に、バブル崩壊と就職氷河期の頃の経験について最近いろんな人に話を聞いている。主に職場の先輩方が多いのだけど、だいたい彼ら、彼女らが20代の頃の1990年代について話を聞くと、その流れで今の職場に至るまでの経緯だったり、関係あるようなないような、いろんな話にとんでいく。
職場の先輩の過去って意外と知らないことが多くて、特にしばらく飲みに行くこともできてなかったから、インタビュー的なことをしてみて、バブル崩壊の話をきっかけにたくさん雑談できるのは貴重なありがたい時間で、先輩が感じている今の職場の問題意識だったり、関心事だったり、学生時代や最初の勤め先とか、昔の京都の先斗町の雰囲気とか、同世代のことをどう考えているかとか聞けて、めちゃくちゃおもしろい。
実はもうレポートは形になっているんだけど、個人的な関心はまだまだ尽きないので、これからも機会があればロスジェネ世代にバブル崩壊の前後の話を聞くことにしようと思う。
●トレーニング
していない。最近よくさぼっている。明日素振りでもしようかな。
しないかもしれない。
●読書
「本当に君は総理大臣になれないのか」を引き続き読む。この本、本当におもしろい。
そこまで主要なポジションについているわけでもない、一人の政治家のこれまでの人生をここまであぶりだして、なんかやたらと聞き手(筆者)が厳しめに質問をしてそれにちゃんと本人が答えている本は、なかなかないんじゃないかと思う。
小川淳也さん、たぶん総理大臣には本当になれないと思うし、なんか人格が素敵すぎて逆に、総理大臣なんかになるべきじゃないんじゃないかと思ってしまうけど、総理大臣の一歩手前、くらいまで進んでくれたらそれはとてもおもしろいし有権者としては希望が持てるので応援したい。だから、小川さんが代表になったら来年の参院選は立憲に入れて、そうじゃなかったら別の党に入れようと思う。
この本についてはnoteに読書感想文を書こうと思っているのだけど、共感した部分をここにも引用しよう。
私は思うんです。右肩上がりで、モノがあふれるほど豊かな時代は、人間の感性や好みは即物的な方向に流れるし、その刺激を求める。
ところが、物質的な豊かさの恩恵にあずかれない低成長の時代に入ると、柳の木が揺れて美しいとか、朝起きたら紅葉が赤くなっていたとか、虫の音が心地よいとか、ささやかなことに喜びを見出す方向に変わるんです。幸せの総量は減らしたくない。だから、何に幸せを見つけるかは自分次第、自分の脳次第なんですね。
昔はマイカー、マイホームを人々がこぞって追い求めた時代。これからは家も車もシェアしようという時代です。同時に、それは持続可能性に対する資源管理を極限まで高め、効率化させる大きな貢献につながる。下り坂、ダウンサイジングの時代を前向きに転換していく知恵や能力を人間は持っているはずだと思います。(「本当に君は総理大臣になれないのか」p48‐p49。太字にしたのは僕。)
●洗濯
今日は休み。
明日も、音声配信します。
なんかね、ブログで何書くか考えるのもそうだけど、stand.fmで今日は何話そうかなって考えるのも楽しいんですよね。
くだらないことをたくさん話したい。