1泊2日の岡山帰り、友人がこの前送ってくれたもつ鍋を食べたあとで、こないだまで我が家にいた友人が残してくれた手作りの梅酒を飲みながらブログを書く。
もつ鍋、とてもうまかった。もつはおいしい。だけど食べ過ぎると腹がもたれるから少しずつ。
さて、1泊2日の岡山ソロドライブ旅行で思ったどうでもいいことをまとめてみよう。
ソロドライブって、ソロライブっぽいな。
●うまいものは帰ってから食えばいい
途中、用があって父の家に寄ったときに、父の妻にあたる人がパンを用意してくれていた。おかげで、昼食のためにどこかに寄る必要がなくて、旅の時間を、その場所でしかできないことに充てられた。いまどきの日本では、うまいものはだいたいどこでも食べられる。旅行中は食べ物以外のことに時間とお金を費やして、うまいものは普段、疲れたときとかに食べたらいい。
●移動時間が旅の重要な要素
下道を車で走って奈良から岡山へいった。途中、大阪や兵庫のおもしろい場所をいくつか通って、それが楽しかった。時間がなかったら高速使うのもいいけど、旅行って道中の景色とかも大事なんだよなと思う。移動時間を短縮するのって、大事な時間を端折ってしまってる気がする。仮にどこでもドアで目的地に行けたとしたら、感動が薄いだけじゃなく、楽しみも減る気がする。
●どうでも良い話が気持ちをゆるめてくれる
podcastを車の中でよく聞いていた。とあるインターネットラジオのゲスト会の、○○さんってこういうふうに外から見たら見えます、とか、それぞれが社会とどんな風に関わってるか、みたいな、自分にとってどうでもいいような話がリラックスできて楽しい。
●物理的に距離をとれば俯瞰的に考えられる
日ごろの悩みとか仕事のしんどさとかそういうことを、物理的に距離をとることで、心理的にも距離をとって考えられる。何か決断を下すときはどっか遠くの旅先で決めるといいかもしれない。悩みを相談するのも、できるだけ遠くにいる人に聞いてみる、とか?
●思いっきりリフレッシュしたあとで、メインサブジェクトとは別の真面目な話を聞くのもいい。
今回の旅で、バードウォッチングや猫カフェへ行って超リフレッシュしたあと、朝日新聞のpodacstでブラジル帰りの記者に朝日新聞の神田さんがインタビューしてる話を聞いた。ロシアウクライナ問題の南米での報道のされ方など。今後の国際情勢とか、普段自分がしている仕事とは関係ないけど大事にな話を聞くのも、喫緊の問題から少し離れるのに役立つ。
●スマホの充電が少ない状態で道に迷うと焦る
充電5%くらいのときにyahooナビの誘導を誤解して道に迷ってしまって焦った。
めっちゃ焦った。
●バードウォッチングは簡単だと思ってたけど難しい
双眼鏡をちゃんと使ったのは初めてかもしれない。鳥のさえずりがあったときに場所を裸眼で特定するのが難しいし、見つけても、双眼鏡の狭い視野でその位置に視界を合わせるのも難しい。バードウォッチングって実は難しいらしい。
●岡山ブルーラインがめっちゃグリーン
岡山の道、全体的にとっても緑豊かで良かった。瀬戸内海側を走るブルーラインもほとんど生い茂った木々に囲まれていてめっちゃグリーンだった。
●移動することがやっぱり精神的にも良いっぽい。
一か所にとどまらずに移動をすること、その間に、普段考えないことを考えたり、情報をインプットしてみたり、心理的に距離をとって考え事をしたり。
移動の時間を日常的にとった方がいいのかもしれない。近所で完結しすぎるのも考え物かも。
●猫カフェに男ひとりで行きたいなら旅先がオススメ
猫カフェデビューをした。岡山のイオンにあったかわいらしい新しい店舗だった。
午前中に行ったら中学生くらいの女の子二人だけがいて、あとから家族連れ。
まあ、空いてたから楽しめて良かったし猫めっちゃかわいかったんだけど、地元だったらまあまあ恥ずかしかったかも。旅先の、知ってる人がいない場所でいけて良かった。
●100%自分の気分に従う時間を時々とった方がいい
ケアの仕事をしていると、誰かのため、という思考になりやすい。
一人の時間、100%自分のための時間を時々とった方が精神的に良さげ。
しばらくできてなかったなあ。反省。
●岸田奈美さんの本をまた読みたい
新見市立中央図書館で読んだ「家族だから~」の本、良かったので、近所の図書館で続きを読もう。偉大な人だ。ほんと勇気をくれる。しんどいことを笑いに帰るって最強のライフハック。
●第三言語に夢中になって現実逃避をするのはいいけど、本気になってしまったら本末転倒
スペイン語を車で流していたのだけど、聞き続けるうちにちゃんと一から文法とかを学びたくなってきた。油断すると検定試験を受けようとか思いがち。あくまで現実のしんどさから目を背けて別のことに没頭するためのツールとして使いたいんだから、そっちにエネルギーをさきすぎるのもよくない。
全部どうでもいい。
どうでもいい話を最後まで読んでくれてありがとうございました。