日課日記62
朝からzoomでインタビューを受けて、自分の家族のことや、留学中に見聞きしたこと、精神科病院へボランティアへ行く動機や思いなどを、同じNPOの方とおしゃべりする。とても話しやすい方で、子どもの頃の家族のことを、あれやこれやとべらべら喋ってしまう。兄には事前に許可を取っておいたのでよしとしよう。
「育った家族」に関する自分のアイデンティティはいくつかあって、ひとつは「自死遺族」であり、もうひとつは「父子家庭育ち」であったりもするのだけど、一番自分にとって大きいのは、「精神病院によくお世話になる家族」だったってことかもしれない。あとは、警察もか。
幼心にはいろいろしんどかったし、トラウマになるようなこともたくさん経験したのだけど、そんな経験も、今では自分を形作ったかけがえのないものになっていて、辛い思い出に隠れていた楽しかった過去も、思い出せるようになっている。
坂口恭平さんが言っていた、「どんな人も一生かけてすることが必要なんです」という言葉にとても共感する。
「一生かけてすること」を与えてくれたのもまぎれもなく、精神科に入院した家族だった。いつか、自分の家族の思い出を、このブログにも書いてみたい。
そして、不器用でも粘り強く、楽しみながら何かを続けることができるのが自分の強みだなと、最近になってようやく、本当の意味で自覚した気がする。
阪神が負けても、CSがあり、CSでダメでも、来シーズンがある。これからもゲームはずっと続いていって、たとえ優勝の回数が他のチームより少なくたって、時々優勝することをどのチームより喜んだり、それまでのプロセスをどこよりも楽しむことができれば、何よりも、自分のチームのことを好きでいることができたら、負けたことにはならないんじゃないかと、そんなことを考える。
トレーニング
今日もバッティングセンターで右2,左1
NHKのドキュメンタリーで大谷翔平がバットを振れない時期に、ボールの軌道を最後まで目で追うような練習をしているのを見て、そういえば自分はバットで打つとき最後まで見てないと思い、あえて1球目は見逃しをして目で最後まで追うようにしてみることにしたのだが、そんなことをしてみたところですぐにバットコントロールがよくなるわけがなく、今日はむしろ調子悪く、ファウルや空振りが多め。なかなかうまくいかない。おかげで長く楽しめる。
相変わらず、左打ちの方が安定してよく飛ぶ。軸足が左だから重心が後ろにかかって下半身が安定するからだろうか。
読書
坂口恭平の本が読みたくなり、東京0円ハウスを図書館で借りてくる。
あとは、バブル崩壊の頃の日本現代史の本を1冊。
図書館で、「木の手しごと」の展示が後半に入る。後半の作品もすごかった。
洗濯
今日は休み。自分が家で洗濯機を使っていないおかげで、職場の福祉ホームで使う洗濯機の便利さにありがたみを感じる。文明の利器はすごい。
今日も載せる写真がないので、いつかデンマークで撮った写真を。