考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

これからまだまだ変わっていく。

 

 

久しぶりにある先輩と喋っていて、話の内容がおもしろかったので、書き残してみる。

 

 

年齢は15以上離れているのだけど、この春から大学院生をやりつつ、SW系の新しい仕事も始めるとのこと。同時に自分の暮らす地域に自主的におもしろい取り組みをすることを考えていて、発想が自由。

 

 

その先輩が言っていたのは、1つの組織に正社員としてがっつり関わるより、非常勤やフリーランスかけもちの方がおもしろいよってこと。いろんな後輩に、そのワークスタイルを勧めているとのこと。

 

 

1つの組織の論理にどっぷりつからずに、非常勤として楽しみながらすべきことはして、仕事から学びつつ、スキルも高めつつ、同時にいろんな仕事をして、いろんな層の人たちと関わる。

 

自分の人生を自分でコントロールできる感じがあるし、それは別に、特別なスキルを身につけてフリーランスとして働くのではなく、非常勤として雇われて働くことでも実現できる。

 

 

ボーナスがあまりもらえないとか、お金が少し少なくなるかもしれないけれど、お金のために身を削るよりも、自分のしたい仕事をやって楽しく働く方が幸せだよねって。正社員よりもなぜか非常勤の方が、感謝されやすい現象が、少なくとも自分たちの暮らす地域の福祉領域ではよくみられるし。

 

そんなことを話していた。

 

 

僕ら世代(平成初期生まれ)も、正社員にこだわらず、そういった柔軟な働き方をしている人がすごく増えている。介護の仕事ができる状態にしておけば、くいっぱぐれることはない。もしお金に困ったら、ある程度年を重ねてからでも、福祉領域なら正社員として採用してもらうことも難しくはない。

 

それなら、非常勤かけもちで、自分にとっての理想的なバランスで好きな仕事をしていく方が賢い。そういう考えが広まって、正社員というものの人気が低下していくことも考えられる。

 

あるいは週4でも働ける正社員の仕事に人気が集まるか。

 

 

とにかく、非常勤でもいいから、組織にとらわれずにやりたいと思う仕事をどんどんやって、できることを増やしていく。人との関わりを増やす中で、やりたい仕事にどんどん近づいていく。

 

そんな風に仕事を楽しんでいけば、いいサイクルで仕事も回ってくることもあるらしい。

 

 

 

自分は、どうしても投資というものをやろうとは思えなくて、労働によって対価を得てそのお金で暮らすか、なんならお金すら介さずに物々交換的な要素を増やしていきたいと思う人間なんだけど、その代わり、仕事は好きなことをやりたいし、そのための努力をしていきたい。貴重な人生の時間で、意味があると思える仕事だけをしたい。

 

 

 

お金の価値も、仕事の意味も、常識も、これからどんどん変わっていくし、ひとりの人の考え方も、状況次第で変わっていかざるを得ない、そんな社会なんだろうな。