考え事と生活の記録

とりとめのない日々の記録です。

対話を通じて学んでいる。

 

 

大学や大学院にいって学び直しているわけでもないし、何か国家資格の勉強とかをしているわけでないのだけど、半分休職(+求職)みたいな状態の今は、いろんな学びを得ているなとよく思う。

 

 

特に、しのさんという人とやっている、「聞く」「書く」「話す」に関する本を読んで対話をするpodcast「きくかくしかじか」は、これを機に丁寧に本を読んで、自分自身の話を聞き方をじっくり考えるという点で、本当に学びになっている。

 

 

デンマークのフォルケホイスコーレも、対話による学びを重視する学校だった。

対話をすれば、相手がそれまでの人生で学んできたことの大事なエッセンスの語りに触れられたりして、それは、僕自身が人生とどうかかわっていくかといった、抽象的だしお金にならないし仕事に直接影響するわけではないけれど、すごく大事な気がする学びに繋がっている。

 

このご時世、どの学びを深めることが大事かなんて、誰にもわからないわけで、(そもそも目標とするゴール設定が人それぞれ違うし、ゴールさえ流動的にせざるを得ない時代かもしれない)

 

そんななかで、自分が大事だと思う感覚を信じるというのは、少なくとも生きるエネルギーにつながるし、結構大事なことなのかもしれない。

 

 

ちょっと抽象的だし、ふわふわした考え方をシェアしてしまっているのだけど、

誰かとpodcastをしてみたりして、対話を通じた学びの機会を作るっていうのは、結構いいかもしれないですよ。というオススメです。

 

僕らはこんな風にやっています。

1冊の本を章ごとに読んで感想や、考えたことを語り合って、

自分の聞き方の癖、人との関わりかたの特徴に気づいていく。

 

別に、癖があるから直さないといけないってわけではないんですよね。

だけど、自分をフラットに観察する練習をしていたら、相手のこともフラットに観察できるようになる。それは、その後、多くの人との関係のなかでの、開かれた豊かな学びに繋がっていくような気がします。

 

 

そう思うと、対話を通じて、自分自身や相手の聞き方について学び合うことで、

「対話を通じて学ぶ」ことの土台を作っているのかもしれない。

 

そう思うと、尹さんの「聞くこと、話すこと」がとってもいいチョイスだったのかもしれないなと思いました。

 

第5夜で、この本についての語りは完結です。

 

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