-5
昨夜は一緒にPodcastをやっている友人と、それを聞いてくれている友人と3人でZOOMでおしゃべり。
そのなかで、マイノリティに対する想像力などの話にもなっていた。
僕は、「経験することがないと想像するの難しいから、マイノリティになる経験をしたらいいと思う」って言った。
この意見は賛否両論あると思うけど、僕はデンマーク語がろくにわからない状態で7年前にデンマーク留学をして、とあるクラスで自分以外ほとんどがデンマーク語で会話をしている環境に身を置いたときに、圧倒的なマイノリティ感覚を覚えて、
(ああ、日本にいて、日本語の話せない外国人だったり、他の人の話がわからない知的障害の人っていうのは、こういう感覚なのかも…)
と、体感しながら想像できたことが良かったと思っている。
そんなことを思い返していた日の夜に、さわぐりさんという、以前コペンハーゲン中央図書館で司書をされていた日本人の方が、日本語の本が急に勤め先の図書館から消えて、その問題に向き合ってきた話をnoteに書いておられた。
マイノリティとして、不利な立場で生きている人が、こうやって行動に移すのは勇気がいったことだと思うし、それでもいろんなエスニックマイノリティのために動いてこられたのが尊敬するし、日本人として、感謝の思いもある。
日本人で、他国でエスニックマイノリティとして生きている人の語りに触れることも、他の(日本に生きる外国人も含め)マイノリティの立場におかれた人の立場を想像するうえで役立つと思う。
もちろん、映画見たりするのもいいよね。
昨日友人に教えてもらった、クルド人の映画も必ず見ておこうと思う。